
伊藤さんの事例は、単に本部のサポートがあったから成功したというものではありません。実家の経営状況に直面する中で、「地元に貢献できる事業をつくりたい」という強い思いを持ち続け、思うようにいかない時期でも諦めず、前向きに、実直に取り組み続けてきた姿勢こそが、事業を軌道に乗せた最大の要因だと感じています。
リハビリ型デイサービスは、地域ニーズと収益モデルを両立できる分野ですが、誰でも同じ結果が出るわけではありません。ワンズスタイルは実務面からの支援を行ってきましたが、それを活かし切ったのは伊藤さんご自身の判断力と行動力です。その姿勢を踏まえれば、今後の複数店舗展開についても十分に実現可能性があり、さらなる成長が期待できる事例だと評価しています。
目次
Q1. デイサービスを始めたきっかけを教えてください。
もともとは、実家でお米やプロパンガスを扱う家業に関わっていましたが、業界全体が先細りする中で赤字が続き、事業としての将来性に強い危機感を持っていました。
このまま家業を続けるだけでは先が見えないと感じる一方で、地元に根ざして事業をしてきたからこそ、地域に貢献でき、かつ将来にわたって続けられる新たな事業に挑戦したいという思いが強くなっていきました。
さまざまな業種を検討する中で、人口構造の変化や地域課題を踏まえると、今後ますます必要とされる分野が「福祉」だと感じるようになりました。単なる社会貢献にとどまらず、地域に必要とされ続けることで事業としても安定しやすい点が、福祉事業を選んだ大きな理由です。
地域ニーズが高く、地元に価値を還元できるリハビリ型デイサービスは、中長期的にも成立する事業だと判断し、参入を決めました。
Q2. ワンズスタイルへプロデュースを依頼した理由を教えてください。
福祉業界は制度や必要書類、人材などについて専門性が高く、独力での立ち上げには限界があると感じていました。そんな中で、知人の紹介を通じてワンズスタイルの志田さんと出会ったのがきっかけです。
最初は「デイサービスに興味がある」という段階でしたが、実際に話をする中で、現場のリアルな話や失敗しやすいポイントまで率直に伝えてもらえたことが印象に残っています。単なる理想論ではなく、現場経験を前提とした実務的な視点で話をしてもらえたことで、「この人なら任せられる」と感じました。
ワンズスタイルは、現場経験を前提とした実務的な支援を行っており、「再現性のある立ち上げ」ができる点に安心感がありました。
最初は「デイサービスに興味がある」という段階でしたが、実際に話をする中で、現場のリアルな話や失敗しやすいポイントまで率直に伝えてもらえたことが印象に残っています。単なる理想論ではなく、現場経験を前提とした実務的な視点で話をしてもらえたことで、「この人なら任せられる」と感じました。
ワンズスタイルは、現場経験を前提とした実務的な支援を行っており、「再現性のある立ち上げ」ができる点に安心感がありました。
Q3. ワンズスタイルから受けた支援内容について教えてください。
開業前の事業設計に加え、人材面ではワンズスタイルの施設にスタッフを受け入れてもらい、実際の現場で研修を行ってもらえたことが非常に大きかったです。未経験に近い状態でも、現場を見ながら学べたことで、安心して立ち上げに臨むことができました。
また、ワンズスタイルからのアドバイスを受けながら物件探索や施設準備を進められたことも心強かった点です。物件の是非だけでなく、動線や設備、開業後の運営を見据えたアドバイスまで整理してもらえたことで、判断に迷う場面でも安心して進めることができました。
自分で探してきた物件を客観的に評価してもらえたことは助かりました。デイサービスは立地や視認性も集客・稼働率に影響するものの、必ずしも一等地である必要はなく、事業計画とのバランスが重要だと整理してもらえました。
自分では「この物件で大丈夫だろうか」と迷っていましたが、条件や数字の観点から評価してもらえたことで判断に確信が持てました。結果的に、駅から近く視認性の高い物件を選ぶことができ、立ち上げ初期の認知獲得にもつながったと感じています。
また、ワンズスタイルからのアドバイスを受けながら物件探索や施設準備を進められたことも心強かった点です。物件の是非だけでなく、動線や設備、開業後の運営を見据えたアドバイスまで整理してもらえたことで、判断に迷う場面でも安心して進めることができました。
自分で探してきた物件を客観的に評価してもらえたことは助かりました。デイサービスは立地や視認性も集客・稼働率に影響するものの、必ずしも一等地である必要はなく、事業計画とのバランスが重要だと整理してもらえました。
自分では「この物件で大丈夫だろうか」と迷っていましたが、条件や数字の観点から評価してもらえたことで判断に確信が持てました。結果的に、駅から近く視認性の高い物件を選ぶことができ、立ち上げ初期の認知獲得にもつながったと感じています。

Q4. 開業してから、どのくらいで黒字化しましたか。
おおよそ6カ月程度で黒字化しました。
立ち上げ当初は利用者数が緩やかに増加する想定でしたが、1年を迎える頃には定員が埋まり、事業として安定フェーズに入った実感があります。初期投資と固定費のバランスを意識して設計したことが、黒字化を早めた要因だと思います。
立ち上げ当初は利用者数が緩やかに増加する想定でしたが、1年を迎える頃には定員が埋まり、事業として安定フェーズに入った実感があります。初期投資と固定費のバランスを意識して設計したことが、黒字化を早めた要因だと思います。
Q5. 実際の収益性や運営負担について、イメージとの違いや苦労した点はありましたか。
想定以上に影響が大きかったのは、資金面・人材面・制度対応の3点です。
まず資金面では、立ち上げ初期に想定よりも資金繰りがタイトになる場面があり、正直かなり不安を感じた時期もありました。利用者数は増えているものの、入金タイミングと支出のバランスが合わず、追加融資を検討・実行したこともあります。その過程で、金融機関との向き合い方や資金計画の重要性を強く実感しました。
次に人材面です。当施設では、マシン運動だけに頼らず、運動の個別対応やマッサージを重視している点が特徴で、これが周辺のデイサービスと比べた際の大きな差別化ポイントになっています。その分、一定のコミュニケーション能力や技術水準を持つスタッフが必要になります。人員不足の時期には、自ら現場に入り運営を支えましたが、その経験が業務理解やサービス改善にもつながりました。
そして、書類対応の大変さです。日々発生する行政提出書類や加算に関する記録、日々の運営記録など、正確さと継続性が求められる業務が多く、開業当初は大きな負担に感じた部分でした。ただ、こうした書類業務を避けずに一つずつ整理し、対応できる体制を整えたことが、結果的に安定した運営と信頼につながったと感じています。
その上で、介護保険制度への対応です。介護保険制度の改定による加算変更は経営に直結するため、制度変更を前提にした情報収集と早めの対応が欠かせませんでした。書類対応と制度理解の両方を並行して進める必要がありましたが、結果的にこうした制度対応を含めた経営判断が、収益安定につながったと感じています。
まず資金面では、立ち上げ初期に想定よりも資金繰りがタイトになる場面があり、正直かなり不安を感じた時期もありました。利用者数は増えているものの、入金タイミングと支出のバランスが合わず、追加融資を検討・実行したこともあります。その過程で、金融機関との向き合い方や資金計画の重要性を強く実感しました。
次に人材面です。当施設では、マシン運動だけに頼らず、運動の個別対応やマッサージを重視している点が特徴で、これが周辺のデイサービスと比べた際の大きな差別化ポイントになっています。その分、一定のコミュニケーション能力や技術水準を持つスタッフが必要になります。人員不足の時期には、自ら現場に入り運営を支えましたが、その経験が業務理解やサービス改善にもつながりました。
そして、書類対応の大変さです。日々発生する行政提出書類や加算に関する記録、日々の運営記録など、正確さと継続性が求められる業務が多く、開業当初は大きな負担に感じた部分でした。ただ、こうした書類業務を避けずに一つずつ整理し、対応できる体制を整えたことが、結果的に安定した運営と信頼につながったと感じています。
その上で、介護保険制度への対応です。介護保険制度の改定による加算変更は経営に直結するため、制度変更を前提にした情報収集と早めの対応が欠かせませんでした。書類対応と制度理解の両方を並行して進める必要がありましたが、結果的にこうした制度対応を含めた経営判断が、収益安定につながったと感じています。
Q6. 開業してから「やって良かった」と感じた場面やエピソードを教えてください。
利用者さんから直接成果を実感できる点は、この事業ならではだと思います。
印象に残っているのは、90歳を超える利用者さんから「90年生きてきたけれど、今が一番幸せだ」と言われたことです。通い始めた当初は歩行も不安定でしたが、継続してリハビリに取り組む中で日常生活が楽になり、表情や会話も明るくなっていきました。その変化を間近で見られたことは、経営者としても大きなやりがいでした。
「歩けるようになった」「ここに来るのが楽しみだ」といった声は、サービス品質が数字以外の形でも評価されている証拠です。利用者さんの生活の質が向上していることを実感できると同時に、適切なサービス設計が結果として継続利用や稼働率の安定につながっていると感じています。
利用者様の声を直接聞けるやりがいと、経営面での手応えの両方を実感できる点が、この事業を続けていく大きな原動力になっています。立ち上げ当初は資金・人材・書類対応などで苦労もありましたが、一度ベースに乗ってしまえば、稼働や収益が安定しやすいビジネスだと実感しています。
印象に残っているのは、90歳を超える利用者さんから「90年生きてきたけれど、今が一番幸せだ」と言われたことです。通い始めた当初は歩行も不安定でしたが、継続してリハビリに取り組む中で日常生活が楽になり、表情や会話も明るくなっていきました。その変化を間近で見られたことは、経営者としても大きなやりがいでした。
「歩けるようになった」「ここに来るのが楽しみだ」といった声は、サービス品質が数字以外の形でも評価されている証拠です。利用者さんの生活の質が向上していることを実感できると同時に、適切なサービス設計が結果として継続利用や稼働率の安定につながっていると感じています。
利用者様の声を直接聞けるやりがいと、経営面での手応えの両方を実感できる点が、この事業を続けていく大きな原動力になっています。立ち上げ当初は資金・人材・書類対応などで苦労もありましたが、一度ベースに乗ってしまえば、稼働や収益が安定しやすいビジネスだと実感しています。
Q7. 今後、どのような成長や展開を考えていますか。
まずは現施設での定員拡大と人材体制の強化が最優先です。稼働率を高めることで、より安定した収益構造をつくっていきたいと考えています。
その上で、将来的には店舗数を増やしていくことも明確に視野に入れています。まずは最低でも3店舗体制を目標とし、同様のモデルを他エリアへ段階的に展開していきたいと考えています。
そのためにも、現場を任せられる人材の育成が不可欠だと感じています。特に、ワンズスタイルの「管理者研修」に参加させてもらえたことは、人材育成の面で非常に大きな効果がありました。管理者として必要な視点や判断基準を体系的に学べたことで、現場を任せられる人材を育てるイメージが具体的になりました。
人材育成については、今後もワンズスタイルと協力しながら進め、運営品質を維持したまま拡大できる体制を整えていきたいと考えています。単店経営で終わらせず、1店舗目で得た経験やノウハウを横展開することで、事業としての安定性と成長性を高めていく方針です。
その上で、将来的には店舗数を増やしていくことも明確に視野に入れています。まずは最低でも3店舗体制を目標とし、同様のモデルを他エリアへ段階的に展開していきたいと考えています。
そのためにも、現場を任せられる人材の育成が不可欠だと感じています。特に、ワンズスタイルの「管理者研修」に参加させてもらえたことは、人材育成の面で非常に大きな効果がありました。管理者として必要な視点や判断基準を体系的に学べたことで、現場を任せられる人材を育てるイメージが具体的になりました。
人材育成については、今後もワンズスタイルと協力しながら進め、運営品質を維持したまま拡大できる体制を整えていきたいと考えています。単店経営で終わらせず、1店舗目で得た経験やノウハウを横展開することで、事業としての安定性と成長性を高めていく方針です。
